今、たまたまつけたテレビでやっていたガンブリア宮殿の本日の特集がこれだった。
スピーカーはISAC設立者の小林りん氏。現在39歳(若い!)。
途中から見たので、前半のどのようにこの学校を立ち上げたのか、立ち上げに至った思いはなんだったのかは最後までわからなかったが、放送終了後HPで見てみたらこのようにあった。
事態が変化したのは、2010年夏にサマースクールを開催してからだった。企業の保養施設を借り、世界の名門校から優秀な先生を招き、<リーダーシップ教育>を実践。それは、①多様な価値観を受け入れ、活かす力②課題を発見する力③失敗を恐れず行動する力 の3つの力を育むという、かつてない授業内容だった。授業の根底にあるのは「デザイン思考」という考え方だ。小規模ながらも、小林の考える新しい教育を現実にしてみせたことで、協力者も資金も集まり始めたのだった。2014年8月、入学式に訪れた父兄たちも小林に共感。学校づくりに自ら参加したいと申し出る。一方、小林はこの間、乳飲み子を抱え、家庭との両立が問題になったこともあった。しかし、今では夫も応援している。小林りんには、正面から問題に取り組み、周囲の共感を得て動かすリーダシップ能力が備わっている!!(ガンブリア宮殿HPより)
この中で一番ひっかかったのは「デザイン思考」という考え方。
自分の課題を見つける力、それに向き合い解決する力、それをやり遂げるための計画力、こういったことがここで言われている「デザイン」なんだよね。
すっごい当たり前風に要約すると、「目標を持って、それをやり遂げる」ってことなんだと思うんだけど、それが学校で学べるなんてすごいよね!
私なんかの時代にはそんな、リーダーとか、問題解決力とか、そもそも自分で課題をつくる能力なんて一度も大きく取り上げられたことなんてなかったと思うよ。
やっぱり番組で小林さんが言っていたように、時代が違う。
自分の子どもが生活をする時代は「次世代」なんだって意識しないといけないんだって思った。
実は、今日、仕事ですごいビッグな座談会があって、英語教育会のドンが集まるみたいなところに参加しました。それぞれの先生がたはもちろん英語に熱心なのだけれど、それ以上に教育全般についても問題意識をとても持っている先生がたばかりで、「あ、教育者ってこういう人たちなんだな」って思っていたところだったの。
私も先生に憧れがあって、いつか自分でも教えてみたいと思うけれど、編集の仕事もあるし、とてもじゃないけれど今はそれどころじゃなかな。でもいつかきっと。
って、この「きっと」と先延ばしにしているところがもう「デザイン思考」じゃないんだよね。「風まかせ思考」だよね。うーん、これじゃいかんね。
で、私もISACのことを番組で知って、すごい興味を持ってしまったのだけれど、私自身も英語にこだわっているんじゃないんだなっていうのが、再認識できた。理科でも、算数でもいいから、子どもたちの可能性を広げられることをなんでもいいから手伝えたらいいなって思っている自分がいて、びっくりしたー。
あまりまとまりのない話になっちゃったけど、どこかに書いておかないとISACのことも小林りんさんのことも忘れてしまうのが怖くて、ちゃちゃっと書きました。
よしこれで記録として残るね。
★この本のことも思い出した。
教育関連で起業家という意味では非常によかったよ、コレ。
(kindle版だそうよ)
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