By Rod
Campbell
この絵本を買ったのはクリスマスより少し前くらい。
ということはやっぱり息子が8カ月くらいのときだわ。でも最初に読んであげたときは反応がほとんどなくて、
途中で飽きちゃったんだよね。それまで読んでいた絵本より判型が小さかったのでインパクトがなかったのかな。
フラップ式なのでめくれるしかけがあるんだけど、イマイチ彼の好みにはまらなかったんだろうね。
きっと、ページをめくって何かお決まりの顔が「ばぁ」と登場するとか、読み手のお決まりのアクションがあると腑に落ちやすいんだろうけど、
この絵本はストーリーが絡んでくるからそのへんが難しかったのかな。おそらく「英語」っていう言語の問題じゃなくて、登場する動物になじみがなかったことが大きいのかなーと思います。それまで読んでたWho Says Woof?はイラストのインパクトもかなり大きいし、必ず鳴き声が登場するからいろいろ読み手も工夫ができるんだけど、Dear Zooに登場するのはキリン、ヘビ、ライオン、カエル、サルなどなので、「Look,
he has loooooong neck」「Snake gonna get you and bite
you, zheeeeeeeeee」とか言っても、動詞も形容詞も難しいもんね。やっぱりシンプルな音とお決まりのアクションが大切なんだろうな、0歳児の絵本には。
でも、今10カ月になった今はそれなりに最初から最後まで通してお話を聞いていられるようになりました。
・この絵本で勉強になったのは、まず絵本は(特に小さい子に読んであげるための絵本は)値段が多少お高くても判型の大きいもの、そしてペーパーバックよりも紙のしっかりしたボードブックを買ったほうがよいということ。
・しかけがあるからと言って必ずしも子どもがよろこぶものだとは限らない、ということ。つまり、言語が英語なのか日本語なのかということよりも子どもが理解しやすいパターンになっているかどうかということのほうが重要。もちろんどこかのタイミングで言語の要素が重要になってくるんだろうけれど、8~10カ月の時点ではまだ言語のしくみには左右されていないよう。
The larger also
serves for the smaller.
(おまけ)
作者のRod CampbellさんのHPなんだけど、Dear Zooの派生商品の数が多すぎてちょっとやりすぎな感じが……。
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